内職の歴史

テレビの時代劇を見ていると、江戸時代の武士が笠張の仕事をする場面がよく映し出されます。また、藁を加工して草鞋や蓑などを作っている農民の姿も登場します。
そういった手作業で行う内職から、時代は進み、機織り機が導入されて縮緬などを織る家も現れ、問屋がそれらを買い上げ、街で売りさばくというスタイルが定着し、家内工業が発達していきました。

その後、経済は進展していき、昭和20年頃になると、内職というのは年寄の仕事であり貧乏人のする仕事というイメージが定着しました。
それが、昭和30年代あたりから高度経済成長の時代になると若い20代の女性の間で内職がもてはやされるようになりました。その時代の女性は、結婚すると仕事を辞めて専業主婦になるというのが当たり前の時代でしたから、家にいながらできる軽作業を希望し、家計の足しにしていたのでした。

平成に入ると、生活レベルは上がり、余った時間を利用して小遣い稼ぎや臨時収入を見込んでの内職が若い人たちの間で増えてきました。
さらにインターネットの普及した現代では、ネット内職が盛んになり、かつてのような封筒のあて名書きなどの手作業からパソコンによるデータ入力が主流となり、「在宅ワーク」と呼ばれる内職の求人が増加しています。

内職のイメージは貧乏臭さから脱却し、余暇を利用して割と簡単にできる在宅ワークとして一般の人に受け入れられ、人気のある内職になってきています。さらにデジタルデータに関する仕事はネット上でやり取りできることから、SOHOと呼ばれる在宅ビジネスを行う事業者も出現し、発展しています。

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